職人の今と昔

2023.09.03

ワタシは、10代から塗装職人をしています。
小僧時代は、先輩親方などの塗り方や段取りなど教えてもらえず見て盗み、また怒鳴られ殴られしながら身体に覚えさせていきました(⁠ノ⁠*⁠0⁠*⁠)⁠ノ
初めは鉄骨塗装からでしたが、これがまた足場もない鉄塔などで怖い怖い(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)
地上に降り立つまでの緊張感 毎日目が座ってました(笑)それから親方の弟子のもとで町場のペンキ屋(戸建などの一般建築)そこで町場の仕事を覚え お客様第一!職人としてのプライド、金より速さより より丁寧な作品!見積もり書には無くても この部分が汚いと目立つから塗ってやんべぇ という心意気など学び今に至ってます。
昨今の塗替え屋なんか見てると 壁なら壁だけ!ここも塗ってやりゃいいんじゃないかってのも見積もりに入ってないから!……何だろ?もはや職人と言えないなと思う(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)確かに、塗替え屋は安く請けてるからキツイのはわかる!……けど、心意気を忘れたらアカン!!
自分の利益も大事だけど、職人ってのは金より作品やろがい(⁠༎ຶ⁠ ⁠෴⁠ ⁠༎ຶ⁠)
だから 今の若い子たちは どう教育されて成長していくのかな?自分の持ってる技術に知識、余すことなく後世に繋げていかなければならない。利益重視の世の中の塗替え屋は ワタシの中で塗装職人とは呼べない(⁠✷⁠‿⁠✷⁠)
ワタシは、死ぬまで塗装職人を貫きたい

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